オールソール修繕事例
レザーソール
Enzo Bonafe ヒドゥンチャネル/半カラス/ビンテージスチール仕様となります。
オリジナル同様、前側はウェルテッド製法でだし縫いを行い、踏まず部分はマッケイ製法となります。
詳しい修理行程はこちらへ
Enzo Bonafe ヒドゥンチャネル/ビンテージスチール仕様となります。
オリジナル同様、前側はウェルテッド製法でだし縫いを行い、踏まず部分はマッケイ製法となります。
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Edward Green ヒドゥンチャネル
Edward Green ヒドゥンチャネル/ビンテージスチール仕様
レザーソールはつま先が真っ先に擦り減ってしまいます。こちらのように擦り減り、
底縫いの糸が切れてしまってから、つま先の補修を行った場合ですと、
今回のように、ウェルトとソールの境目で剥がれてきてしまう場合もあります。
ですので、後々つま先の補修を行うのであれば、オールソールの段階で、
スチールなどの補強を行うことをお勧め致します。
オールソールの段階で同時に取付けを行いますと、底縫いの糸を切らずに取付けられます。
詳しくはこちらへ
Crockett & Jones
かなり履きすぎた状態のCrockett&Jonesになります。
かかとが片減りした状態で履いておりますと、靴が歪んでしまいます。
またアッパーも外側へと押し出され、必要以上に革が伸びてしまいます。
部分補修の目安はかかとがだいたい〜6.0から8.0mm程度の摩耗で交換となります。
(もともと付いているリフトの厚みによって変わります)
つま先はウェルトまで減らさない事が鉄則です。
補修過程についてはこちらの記事で詳細にご案内しております。
瀕死のCrockett&Jonesをなんとかする。 オールソール篇
Crockett & Jones
レザーソールにビンテージスチール/VIBRAMハーフラバーソール/VIBRAMオーロラリフト
のタフネス仕様となっております。
Crockett & Jones
他店でオールソールされたものですが、二度目?の交換となります。
なんだか靴底の減りが速い気がするということでご来店。
靴底を剥がしてみますと、通常はコルクが敷き詰められている中もの部分に、
インソール用の柔らかいスポンジが詰められとりました。
柔らかすぎる中ものが原因かどうか分かりませんが、
交換の際には、まんべんなくコルクを敷き詰めて交換致しました。
つま先には、レザーソール特有の減りを防ぐ為、ビンテージスチールを取付けました。
スチールは後からでも取付けられますが、オールソールと同時に取付けますと、
底縫いを切らずに取付けられますので、後で取付ける予定であれば、
始めに取付けられたほうが良いと思います。
Martin Margiela
オリジナルが、レザーソールにホワイトペインを施し、ダメージ加工処理が
行われておりましたので、オールソール後、同様にペイントとダメージ加工を施しました。
ダメージ加工の塩梅が難しく、仕上げ後に再度お客様のご要望で、よりダメージを加えてあります。
Martin Margielaダメージ加工詳細
バラクーダのチャッカブーツ。
ミッドソールが劣化により折れており、ハーフラバーソールやリフトも限界です。
オリジナルは、ハーフソールが本底と一緒にマッケイ製法で底縫いされています。
この仕様ですと、本底と一緒にハーフソールが縫い付けられていますので、ハーフソールが摩耗して
きても単体で交換ができず、度々オールソールになってしまいます。
ですので、今回はレザーソールのみ底縫いを掛け、ハーフソールをその上から付けることで、
ハーフソールのみの交換も可能となりました。
半年で穴が開いてしまったということで、交換の際は、レザーソールに3.5mmの
ハーフラバーソールを取付、リフトには9.0mmラバーリフト仕様と、タフ仕様となっております。
底周りの仕上げは、生地仕上げのナチュラルカラーです。
COLE HAAN
コールハーンは分解すると色々と複雑な仕様になっている場合が多かったり致します。
今回のローファーも一見通常の仕様に見えるのですが、ソールを分解してみますと
三枚目の画像のように、中央のソール部分がくり抜かれており4.0mmほどのスポンジが
埋め込まれておりました。
これは同じように製作しないとサイズ感が変わってしまいますので
同様にレザーソールに加工を行いソール交換を致しました。
ローファーの場合は、前側に中底が無い為、ウェルテッド製法などのように
隙間にコルクやスポンジを敷き詰める事ができないので、通常はそのまま本底が付きます。
ですので、足裏にダイレクトに地面を感じてしまうので、このモデルでは
そのような加工が施されているのかと思います。
またローファーは中底が無い構造上、底縫いが切れてしまうと靴底が剥がれ易く
なってしまうので、底縫いの糸切れ予防と補強を兼ね、
ハーフソールビンテージスチール併用の耐久性抜群の仕様になっております。
このような仕様にしておくことで、それぞれの部分交換は可能ですので
今後は通常仕様ではオールソールの必要はないかと思います。
Salvatore Ferragamo
婦人靴はソールが本体より小さな場合が多く、つま先等はソールより
本体が出ておりますので地面に擦れてしまう場合が多いです。
ですので、ソール交換の際には地面に擦れないようにソールを適したサイズに
調整し交換致します。なお、婦人靴の場合はハーフソールが標準仕様となっております。
Clarks
DESERT BOOT
デザートブーツ
クラークスのクレープソールは、お好きな方とそうでない方に分かれるようです。
好まない方は、まだまだ履ける状態(新品のような状態でも)他の素材へとソール交換を
ご依頼される方もいらっしゃいます。
レザーソール仕様の場合は、特につま先の摩耗が早いので、あらかじめ底縫いを掛けた後に
強化ラバーを嵌め込んで補強を行っております(無しでも可能です)
また、滑止めと補強を兼ねてハーフラバーソール仕様も可能です。
(底縫いが切れなくなりますので、今後のオールソールに必要がありません)
*修繕事例参考記事
vibram#2060/カラー:サハラ仕様
スポンジ素材となりますので、オリジナルのクレープソールと比較致しますと、かなり軽量化となっております。
vibram#1136/カラー:アメ色
アメ色のコマンドソールは、本体のサンドベージュとの相性がよいかと思います。
レザーソールとvibramソールを併用した仕様となっております。
DESERT TREK
vibram#2021/ブラック/ダークブラウン/サンドベージュカラーがあります。
スポンジ素材となり軽量でクッション性に優れている素材となります。
vibram#4014/ブラック/アイボリーカラーがあります。
スポンジとラバー素材を混合したような素材となり、適度な弾力があり摩耗性にも優れております。
vibram#148
ラバー素材となり硬質ですが、凹凸がありますので返りが良くグリップ力のあるソールとなります。
スポンジミッソソール5.0mmを追加しますとクッション性が良くなります。
ダナーなどのトレッキングブーツなどに用いられるソールとなっております。
クレープソール
唯一の天然素材となり、独特の弾力があるソールとなります。
ミッドソールは、オリジナルはフェルトですが、殆どの場合は劣化して割れてしまっておりますので
耐久性のあるレザーミッドソールへ交換となっております。
vibram#2060
#2021ととほぼ同じソールとなります。違いはヒール部分に少しだけ段差が付いている部分となります。
LUGGER
ラガー vibram#4014 仕様
クレープソールに比較しますと、若干軽量となりましてスポンジとラバーが混ざったような
素材ですので、クッション性と耐久性を兼ね備えたソールとなります。
オリジナルより、すこしカチッとした印象に仕上りました。
BIRKENSTOCK
オリジナルと同じビルケンソールで交換可能です。カラーもブラック:ブラウン:ホワイトと取り揃えて
おります。また、土台の部分まで減ってしまっていても補修を行うことができます。
ビルケンソールはスポンジ素材になりますので、クッション性は良い分、摩耗性はラバー素材に
比べ劣りますので、摩耗が激しい踵部分のみを耐久性の高いvibram社のラバーにすることも
可能ですのでご相談下さい。
Quoddy
Quoddyのモカシンのソール取り付け。
本底がそもそもありませんので、このまま履くと、履き潰すことになります。
まず、クレープソールを縫い付け、糸切れ防止と今後の修理を加味し、ハーフソールと
リフトを取り付けました。
予防修理といいましょうか、予め摩耗すると分かっている部分を履く前に補って
おくことで、靴の寿命を伸ばすことが出来ます。
ダイナイトソール
ALDEN レザーソールからの仕様変更
レザーソールからダイナイトソールへとカスタム変更となります。
ダイナイトソールは、中央付近に配された独特の凸状のデザインとなっており
グリップを高めたソールとなっております。
また、その凹凸が外観からは感じられませんので、
ビジネスシューズにおいて、デザインを崩さないで使用できるソールとしては
全天候型仕様かと思われます。
vibram sole
vibram #2055
ダイナイトソールと、vibram#2055ソールの違いについて
どちらもラバー素材ですが、#2055はダイナイトソールと比較して弾力感があります。
ダイナイトソールは硬質なラバーになっており、履く人によっては足裏が硬く感じられます。
凸部分の出っ張りはダイナイトソールが出ております。
グリップについては、vibramソールは凸部分でグリップ性能を発揮するというよりは
素材感にグリップ力があり、ダイナイトソールの凸の出っ張りで効果を発揮するのとは異なり、
素材の特性で滑り難くなっております。
歩行に際して疲れ難いのは、素材に弾力のある#2055かと思います。
vibram #148
ダナーのソール交換
ステッチダウン製法となっており、ミッドソールと本体が縫製されております。
二層目にスポンジソールが施工され、ヒール部分はスポンジヒールで高くなっております。
そこへ、vibram#148のラバーソールが取付けられております。
ですので、通常は#148のラバーソール層が摩耗した段階で
ラバーソール部分のみを交換するのがダナーの基本的なオールソールとなっております。
もちろん、すべて取り外し再縫製し、交換することも可能ですが費用が高くなります。
靴の仕様上、ラバーソール部分のみを交換出来る作りになっていますので
その時が修理時期となります。
なお、カカト部分はラバーソールが減り切り、土台部分の一部まで摩耗が到達していても
その部分のみ、かさ上げ補修をし、ソール交換も可能です。
また、他の部分があまり減っておらず、カカト部分のみラバーソールが減ってしまった状態ですと
#148のカカト部分のみをカットし、同様のコマンドパターンのラバーリフトを
嵌め込んで部分交換も可能です、繋がり目は殆ど分からない感じで補修可能です。
ダナーかかと部分補修
ダナーオールソール修理過程
vibram #1220 (#148に移行しております)
トレッキングブーツのソール交換。
オリジナルはウレタン系の素材ですので、劣化により崩壊しております。
トレッキングブーツの場合は、つま先やカカト部分までソールで覆われているモデルの場合は
交換が難しい場合があります。
また、ソールの仕様について交換が不可のモデルも多くなっております。
購入から年数が経過した靴での山登りは、ソールの剥がれ、劣化による割れなどが
登山中に生じる可能性がありますので、使用する前には自宅周辺で試されてから
使用された方が宜しいかと思います。
vibram #1030
REGALのチャッカブーツ
#1030ソールは、#148ソールと同様に凹凸のあるソールとなっておりますが、
#148に比べ、凹凸の具合が抑えめになっておりますので、#148はトレッキングから街履き使い、
#1030は、街履きから軽トレッキングといった棲み分けでしょうか。
といってもどちらも耐久性の優れておりますので、お好きなように履かれて大丈夫ですが。
グリップが効いた凹凸のあるソールを選択したいけど、あまりゴツくなるのは…
という場合には、#1030といった選び方と云う感じでしょうか。
vibram #1136
20年選手です。
その間、修理もされておりますが、かなり乱暴なオールソールをされておりましたので、
今回は、余計な出し縫いや、そのほか中途半端な補修箇所は、全て取り払ってからの交換となりました。
また、踵の部分も裂けており、スポンジも欠落しておりますので、補修致しました。
アッパーの革も、かなり乾燥と退色していますので、補色とオイルケアで蘇ったかと思います。
vibram #2668
Tricker's をカスタムメイド(上段)
オリジナルのレザーソールとダイナイトソールのダブルソールが重いので
軽量化出来ないかとご相談。
ご選択されたのが、vibram#2668ガムソールとなります。
ラバーソールに比べ耐久性を落とさずに40%軽量化されているソールとなります。
片足744g から 600g に軽量化、両足で約300g ほど軽くなっております。
クッション性も良く履き易いソールだと思います。
カラーは、サンドベージュ/ブラック/ダークブラウンから選択可能です。
トリッカーズの軽量化カスタム詳細
vibram #2021
レザーのトリプルソールでしたので、女性の方には少々厳しい仕様となっております。
ですので、軽量化と柔らかくするということで、vibram#2021スポンジソールの採用となっております。
片足 約900g から 約600g へ軽量化。両足で約600g軽くなっていますので
500mlのペットボトル一本が足から外れた感じですので、軽く感じられると思います。
また、ソールも柔らかくなっておりますので屈曲性も良く軽やかに。
オールソールは痛んで交換するという考えのほかに、より履き易いように
自分仕様にカスタマイズという考え方も出来るかと思います。
vibram#2021は、ベージュ/ブラック/ダークブラウンカラーがあります。
duck feet・DANSKE
DANSKE
オリジナルはクレープソールですが、その素材の特性により好き嫌いが分かれます。
ですので嫌いな方はレザーソールにされたりとお好きな仕様に変更可能です。
AURORA SHOES
オーロラシューズ
ソール交換には2通りあります。
ますは、スポンジソールとラバーソールを組み合わせた仕様となります。
スポンジソールでは摩耗が早いと感じられた場合等はこちらが宜しいかと思います。
表面にはラバーソールを用いますので、純正ソールよりは重さが若干増加します。
続いて、純正の vibram#8383 スポンジソール。
こちはオーロラシューズの純正ソールとなっております。
なお、カカト部分やつま先部分など、一部がひどく摩耗しているだけであれば、
部分補修も可能ですし、その際にその部分をラバーで補うことで摩耗し易い部分の
耐久性を良くすることができます。
部分補修の参考記事はコチラ
koos
koos クレープソールのオールソール
koosの場合は、殆どの方がカカトの本体の革まで擦り減らしてからご依頼されております。
革が擦れる前にご依頼頂く方が費用も抑えられますのでお早めに。
クレープソールはオリジナルがクレープ素材にしては薄めの設定なので
およそ1.5倍の厚みに(これで柔らかいクレープソールの場合は普通です)増し、
摩耗してもすぐに本体が擦れないように設定してソール交換を行っております。
また、本体の革が擦れても、革を宛てがい綺麗に補修出来ます(なるべく擦れる前にご依頼下さい)
また、状態により部分補修での対応も可能ですのでご相談下さい。
KISSA
KISSAのメッシュシューズのオールソール。
スポンジが劣化によりボソボソとなっており、スポンジソールも加重によりへたってきております。
交換は、同様のレンガ色のスポンジソールで交換です。
トップリフトのみ、ご相談の結果、耐久性のあるVIBRAMアリエルリフト仕様となりました。
スニーカー
Pantofola d'Oro
メーカーで一度ソール交換をされたということですが、
また同じようにソールが割れてしまったということで当店へ。
この素材は、カンペールのイボイボソールと同じで、劣化してきますと
素材の弾力が失われ、硬化します。
そうしますと、屈曲部分でぱきっと割れてしまうのですが、
このソールですとサッカーのスパイクのように凸が付いていますので、
その部分の厚みの差で割れてしまいます。
交換の際は、レザーソールにダイナイトロジャーハーフソールとリフトを施しました。
この仕様ですと、今後オールソールの必要はなく、ラバー部分が減った段階で
ハーフソール、リフトと部分的に交換が可能な仕様となっております。
デザインの関係で、ソールが一回り小さくつけられている為、土台となる部分まで削れてしまっています。
交換の場合は、まず土台の補修を行い、TOPYのセルトップシート:ライトグレーで交換致しました。
土台の摩耗を防ぐ為に、ソールを土台にぴったりのサイズにも変更は可能でしたが、
ご相談の上、デザイン重視でオールソールを行いました。
HERMESのスニーカー
ソールが劣化しぼろぼろと…。ソールと本体のきわの部分も裂け始めています。
裂けている部分は、見えないように革で補修を行いました。また、つま先部分が
地面に擦り気味でしたので、オリジナルより少し厚みのある仕上がりにし、摩耗を防ぐ
のと同時に、すり減った場合も部分的に補修可能な仕様にしております。
このタイプのソールは、そのデザイン的に屈曲部で折れてしまうことがよくあるようです。
今回は、素材の劣化により交換となりました。
交換の際に、高さを抑えたいということでしたので薄く仕上げました、ちょうど山型部分を
取り除いたバランスです。
靴は前後で高さのバランスがそれぞれ決まっておりますので、前側だけ厚く残し、
ヒールのみ低くすることは出来ません。
ですので、ヒールを低くすると、前部のソールも薄くなります。
REDWING
vibram#4014 仕様となります。
バイクに乗られるので、オイル汚れのような黒ずみが左足にでき、
シフトペダルにより凹んでおります。
この場合は、汚れが落ちるかどうかは補修を行ってみませんと分かりませんが、
今回はそこそこ落ちているかと思います。
へこみに関しては芯材が潰れてしまっているので復元はできません。
レッドウィングの純正トラクションソールからvibram#1136へとカスタム変更となります。
気にせずガシガシ履き込みたいというご希望でした。
そのままvibram#1136の取付ですと、本体のボリューム感に比べ
ソールのボリュームが頼りないのと、トラクションソールからコマンドソールでしたので、
クッション性も少し加味した方が良いのではということで、
5.0mmのミッドソールスポンジを一段加えて仕上げてあります。
表面はザラッとした、雰囲気あるグラインダーの削りだしの仕上げとなっております。
レッドウィング定番のアイリッシュセッター/トラクショントレッドソール仕様から、
ベックマン仕様へとカスタム事例などになります。
オリジナルのベックマン仕様ですと、ラバーハーフソールと革本底を出し縫いで縫い付けてあります。
この仕様ですと、ハーフソールだけの交換はできませんので、再度オールソールとなってしまいます。
ですので、革本底のみにまず底縫いを掛け、ハーフソールはその上から施しました。
この仕様ですと、ハーフソールのみの交換ができますので今後、
オールソールの必要はなくなります。
他、色々と仕様変更が可能ですので、ご自身の使用環境に合わせたカスタムを
施されても宜しいかと思います。
レッドウィングのエンジニアブーツのオールソール。
コマンドソールがついていましたが、お客様曰く、もう少しクッション性のあるものが
ご希望ということで、VIBRAM#4014に変更となりました。
もともとのヒールの設定により、かかと側へはミッドソールとボブソールの間に
スポンジを挟み、前後の高さのバランスの調節とクッション性の向上を図っています。
ミッドソールの手前ぎりぎりまで減っていますので、ちょうど交換時期となります。
船底ソール
トレッキングブーツに限りませんが、船底形状をしたソールの場合は、
オリジナル通りには仕上がりません。
ソールの中に10mmほど埋まっている場合がありますので、
その部分の加工が必要となりますが、ソールを剥がしてみないと、
構造がどうなっているかは分からない為、ある程度ご希望を伺いましておまかせ修理となります。
サンダル
HTCのサンダル。
オールソールといいますか、新品の状態ですがカスタム変更となります。
もともとがブラウンとアプリコットカラーのVIBRAMソールでしたが、
ビルケンシュトックのホワイトカラーに変更。
アッパーのベージュと相性がよく、夏にさわやかなサンダルへと仕上がりました。
ウェルトの交換
ウェルト交換とは、ハンドソーンやグットイヤーウェルテッドなどの製法で、
中底と本体に縫い付けられている、ウェルトと云われる帯状の革の交換をさします。
すくい縫いが切れてしまっていたり、ウェルトが損傷している際に行います。
この場合は、必然的に底を全てバラしますので、オールソールも同時に行うことになります。
(グットイヤーウェルテッドなどでは一部交換できない、交換できても耐久性が劣る場合があります、
しかしバラしてみないと分からないのですが)
ウェルト交換参考記事